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2011年8月29日、神奈川県の私立中学校で、USBメモリの盗難による4095件の個人情報の漏えいがあったことがわかった。
同中学校は、USBメモリ7本と現金約30万円が校内から盗まれ、窃盗容疑で被害届を提出したと発表した。盗まれた7本のUSBメモリのうち2本には入試での得点や入学後の成績のデータが入っていたという。
2011年8月26日、京都府の府立高等学校で、USBメモリの紛失による169件の個人情報の漏えいがあったことがわかった。
府教育委員会は、同校の教諭が生徒の成績などを保存したUSBメモリを一時紛失したと発表した。教諭は、全校生徒の成績や希望進路先などを保存したUSBメモリを持って学校を出て、帰宅後、紛失に気付き探していたが、見つからなかったという。
その5日後、郵送でUSBメモリと「ドラッグストアの駐車場で拾った」と書かれた手紙が入った封書が届けられたことで、事故が発覚しという。府教育委員会は、「第3者に情報が流出した可能性は否定できない」とし、教諭は戒告の懲戒処分にした。
2011年8月10日、広島県の国立高等専門学校で、USBメモリの紛失による43件の個人情報の漏えいがあったことがわかった。
教員が、試験結果などの個人情報を含むUSBメモリを校内で紛失した。USBメモリには、中間試験及び期末試験の採点集計結果、答案用紙、成績集計表及び今期提出された課題回答などが保存されていた。
発表によると、教員が生徒に対して試験結果等の説明を行うため、答案用紙や成績集計表をUSBメモリにコピーして授業に持参したが、使用後、持ち帰るのを忘れた。
その後、気づいて教室に回収に向かったが、見当たらなかったという。
2011年8月8日、神奈川県の私立大学で、紛失による11197件の個人情報の漏えいがあったことがわかった。
紛失したのは英語の試験結果分析用CD-ROMで、中には1年次生・2年次生・再履修学生を対象に実施した、英語統一期末試験の結果が含まれていたという。
2011年8月3日、岐阜県の国立大学で、書類の紛失による80件の個人情報の漏えいがあったことがわかった。
同大学の講師が、学生の個人情報が含まれた成績記入表を紛失した。成績は未記入の状態だった。
講師は、担当する教科の成績を記入するための成績記入表を受け取り、後日所定の保管場所に成績記入表がないことに気づいたという。
成績記入表には、授業科目名、担当教員等の科目開講情報、受講学生の所属学部・学科、学籍番号、氏名が記載されていた。
なお、講師は、成績記入表を受け取った当日に鞄も紛失しているが、その中には成績記入表は入れていなかったという。
2011年8月3日、愛知県の私立大学で、USBメモリの紛失による318件の個人情報の漏えいがあったことがわかった。
発表によると、紛失したUSBメモリには、学生、大学教職員や実習先職員の氏名、所属や実習評価表などが含まれていたという。
2011年8月5日、北海道の私立大学で、誤送信による257件の個人情報の漏えいがあったことがわかった。
同大学の発表によると、大学へ資料請求を行った人に電子メールで一斉送信した際、送信先に、メールを受信したすべての人のメールアドレスを表示した状態で送信してしまったという。
メール受信者の1人がその事実を指摘し、事故が発覚した。