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学校ICTを学ぼう!教育の現場で役立つ学校ICT情報

学校ICTコラム

テーマ:「学校クラウド」

「クラウド」って何?

 最近よく耳にするようになった言葉に「クラウド」があります。文部科学省が掲げている教育の情報化ビジョンや、総務省が実施しているフューチャースクール推進事業でも、将来的な教育クラウドの利用について取り上げられています。では、この学校向けクラウドとはどのようなものなのでしょうか。

クラウドとは・・・

クラウドとはイメージ図 最近では、クラウドコンピューティングを略して「クラウド」と呼ぶことが一般的になっています。ユーザは、インターネットを経由して、システム(ソフトウェアなど)をはじめ、さまざまなサービスが利用できます。

 従来のコンピュータ利用では、ユーザが自分自身でシステム(ソフトウェアなど)を保有・管理していたのに対し、クラウドコンピューティングでは「ユーザはインターネットの向こう側からこれらをサービスとして受け、サービス利用料金を払う」形になります。


クラウドの特徴

 クラウドサービスの特徴は、ユーザが個別にシステムやデータを保有・管理する必要がないことです。それによりユーザは利用したいサービスを自由に選択でき、それに見合ったサービス利用料を支払うようになります。さらに、これにかかる初期導入・構築費用の削減や運用コストの削減などが期待できます。

クラウドの特徴

インターネットにつながる環境さえあれば、いつでもどこでも同じ情報を最新の状態で
利用することができるようになります。
それでは、教育分野ではどのようにクラウドが利用されていくのでしょうか。

国が取り組んでいる教育クラウド

文部科学省「教育の情報化ビジョン(骨子)」での教育クラウドの位置づけ

文部科学省「教育の情報化ビジョン(骨子)」でのクラウドの位置づけ第三章 学びの場における情報通信技術の活用
2.情報端末・デジタル機器・ネットワーク環境(ネットワーク環境)

○ また、校内LAN整備率は普通教室数ベースで約81%、光ファイバ接続を行っている学校は約67%、30Mbps以上のインターネット接続を行っている学校は約66%であり、学校はブロードバンドのインターネットを十分に活用できる環境にあるとはいえない。地域間の格差も顕著であり、その解消を図る必要がある。今後は、すべての学校で1人1台の情報端末による学習を可能とするため、超高速の校内無線LAN環境について、高いセキュリティを確保した形で構築する必要がある。将来的には、費用対効果、セキュリティを十分考慮しつつ、クラウド・コンピューティング技術を活用することも考えられる。




総務省「フューチャースクール推進事業」での教育クラウドの位置づけ

ICTを利活用した協働教育の推進に関する調査研究

■ 調査研究の概要

全国2ブロック10校の公立小学校を対象に、協働教育プラットフォーム(教育クラウド)を核としたICT環境の構築により、デジタル教材(教科書)、ポータルサイト、ICTサポート等を一元的に提供するとともに、タブレットPC(全児童1人1台)やインタラクティブ・ホワイト・ボード(全普通教室1台)等のICT機器を用いた授業を実践し、「協働教育」の実現に必要な技術的条件やその効果等を検証する。

調査研究項目等

■ICTを利活用した協働教育の実証

②協働教育プラットフォーム(教育クラウド)の分析
実証フィールド間におけるデジタル教材等の共同利用や協働教育の実践に係る情報等の 共有機能、各種アンケートの収集・集計等学校評価支援機能、ICTサポート提供機能などの 実証により、協働教育プラットフォーム(教育クラウド)の有効性を定量的な観点も含めて 検証するとともに、普及に向けた要件等の分析を行う。

フューチャースクール推進事業の計画では、2011年3月には協働教育プラットフォーム(教育クラウド)の活用方法についてのガイドラインを提示するとしています。
学校でのクラウドサービスの導入により、近い将来、各学校でのサーバ管理がなくなり、校内から「校務サーバ」がなくなる日が来るのかもしれません。

これからの学校ICTが変わる学校向け教育クラウド

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JMC通信:2010年【第11号】

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